カテゴリ
以前の記事
2008年 04月 2008年 03月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 01月 11日
昨日からずっとキーをたたきっぱなし、次の論文の計画書を書いている。日本語約10000字で書いてこい、というものだが、いったい、これからリサーチを始めるというのに、つまりまだなにひとつ調べはついていないというのに、何をそんなに書けというのだろうか。
とばかり思ってもいられないので、電車の中で斜め読みした註つきビブリオグラフィから自分のテーマに関係のありそうなものを選び、その解説にもう一度目を通し、計画書に取り入れ、ビブリオにタイトルを書き写し、そんなことをしているうちに、なんとなくおおまかなイメージが浮かんできた。字数も足りそうなようすだ。 しかし今しなければならない作業はこれにとどまらないのであった。 ところでこういうせっぱ詰まったときには、急に厚い本が読みたくなる。語学を勉強したくなったりもする。ふだんはパラパラしてみるだけか、または読みはじめても途中でやめてしまうような長編小説も、試験前やレポート提出日前になると逃避のおかげで夢中になって読めた。 今回もこの計画書を書き始める前に、まず語学ブームがやってきた。朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』(文建書房)を少し読み、斎藤秀三郎の『熟語本位英和中辞典』(岩波書店)の前置詞をいくつか熟読した。以前は斎藤のこの辞書の前置詞だけをじっと読むということをよくしていたが、このごろは手に取ることさえなくなっていた。しかし意外に記憶に残っているものだ。それからまた、少し時間をあけてみると、よく見えてくるものがあるのだなあと思った。 さて次に「舊新約聖書」を読みたくなり、「雅歌」を読み返してみた。それにしてもこの文語訳は何なのだろう。とにかくすごい日本語であることは確かなのだが。 傳道者(でんどうしゃ)言(いは)く 空(くう)の空(くう) 空の空なる哉 都(すべ)て空なり 日の下に人の労して為(なす)ところの諸(もろもろ)の動作(はたらき)はその身に何(なに)の益かあらん (「傳道之書」第1章第2節第3節)
by wayakutaro
| 2005-01-11 22:27
|
ファン申請 |
||