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2005年 02月 23日
次の論文用のビブリオグラフィを作っていたら夜が明けた。風がちょっと吹いているけどそれほど寒くない朝。今日は春一番が吹くと昨日天気予報で言っていた。
ラテン語はまだぜんぜん進んでいないけど、覚えることばかりだけど、なんだか楽しい。一橋大学の学部生の頃にラテン語を学んだ歴史学者の阿部謹也さんもこんなふうに書いている(『自分のなかに歴史をよむ』 ちくまプリマ―ブックス)。 はじめの年にはシーザーの「ガリア戦記」をよんだのですが、私は大村先生に何度もこれはほんとうにシーザーが書いたとおりなのかたしかめました。大村先生は私の質問の意味がよく解らなかったらしく、不思議そうな顔をして、文字の形は活字ですから違いますが、シーザーが書いた文章そのままですといわれたのです。 私が気になっていたのは、現代語風に書きかえたものかどうかという点だったのです。つまり、シーザーが書いた文章がよめるということは私にはたいへんな驚きでしたから、ラテン語の時間は、一種SF的な興奮をそそる時間だったのです。もちろん活用も多くてむずかしいのですが、解読すればシーザーの同時代人になれるような気がして、ワクワクする思いでした。(20) ずっと昔に全然違う世界に暮らしていた人たちの言葉がわかるというのはたしかに不思議なことだと思う。
by wayakutaro
| 2005-02-23 07:02
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