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2005年 12月 22日
午後から図書館に行きぶらぶらしていた。小谷野敦さんの『バカのための読書術』(ちくま新書)を初めて読んだ。いま手もとにないので正確に言葉を引けないが、最初のほうで歴史や実証主義というものの重要性を説いているところが興味深かった。「バカの武器は歴史だ」という考えかたが気に入った。
外国語の学習法についても短く書いてあり、最近流行っている多読式の学習法に小谷野さんが批判的なことがわかった。昔ながらの英文訳読の化身ともいうべき行方昭夫さんの『英文快読術』(岩波現代文庫)をすすめている。 それからもうひとつ、カード派か蔵書派か、ということも書いてあった。小谷野さんは、博士論文執筆にノートを1冊使ったらしいが、それからはノートもカードも使わないで、本に赤ボールペンで線を引いて付箋を貼りつける、という方法をとっているらしい。シンプルだなあ。 もう1冊、鹿島茂さんの『上等舶来・ふらんすモノ語り』(ネスコ)もみてみた。終わりのほうに外国語学習を話題にしたエッセイがまとめて載っていて、ひとつおもしろかったのが、鹿島さんが学生時代に「フランス語1週間」と名づけて友人たちと分担してフランス語の文法を1週間でやったという話。春休みにラテン語1週間は無理っぽいので、でも4週間だと白水社と同じになっちゃうので、3週間で誰か無理やり誘ってやってみようかなあと思った。
by wayakutaro
| 2005-12-22 23:05
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