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2004年 10月 07日
たまには辞書の紹介。田中菊雄ら編『岩波英和辞典』(岩波書店。今では古本でしか手に入らない。うちにあるのは新版)。この辞書は、恐ろしいことに、あのOED(Oxford English Dictionary)の精神にのっとったものである、と序文に書いてある。OEDの精神とは、「歴史的方法」のことで、それは
各語に関し、何時、如何にして、如何なる形において、如何なる意味をもってその語が英語となったか、以後いかなる意味の発展があったか、その用法中のいずれが廃れ、いずれが残存したか、いかなる過程により何時新用法が起こったか、これらのことを信頼すべき用例によって説明し、その語をしてみずからの意味を表わさしめるようにすること(新版の序より) というもの。しかしこの岩波英和辞典は、三省堂のコンサイスとほぼ同じ大きさの辞書なので、たとえば現在の学習英和・英英辞典と比べると、記述は非常に簡潔。用例の初出年なども、もちろん載っていない。サイズの違いから明らかに無理があり、はたしてどこまでこの「歴史的方法」を貫けているのかわからない。おまけにときどき日本語がよくわからないところもある。けれどもおもしろい。OEDを引くときに参考にしてみたり、ひとつの単語をじーっと読んでみたりしていた。英語の勉強には向いていないと思うけど。 今日は、ついうっかり学校の近くの中古CD屋で買ってしまったラフマニノフのピアノ協奏曲2番(プレヴィン/指揮、アシュケナージ/ピアノ。800円)を聴く。2番はよい!(しかし「冬ソナ」っぽい。と思ったら、「ヴォカリーズ」という曲が実際にドラマのなかで流れていたそうだ) いっしょに入ってる「パガニーニの主題による狂詩曲」はよくわからない。
by wayakutaro
| 2004-10-07 01:26
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