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2007年 06月 17日
やたら忙しい数週間を経て、ひと休み。バイト帰りに本屋の棚を眺める。岩波文庫がすごい。五人づれ(木下杢太郎もそのうちのひとり)の『五足の靴』、田山花袋の『温泉めぐり』、それから『ダンピア 最新世界周航記』という17世紀イギリスの海賊が残した手記もおもしろそうだった。でもどれも買わないで、帰りの電車でギリシア語の勉強。疲れてたせいか3回くらい寝たけど各駅にしたのでじゅうぶん時間がとれた。そういえばこんなふうにがらがらの電車に乗って無駄ながくもんに熱中している時間をしあわせというのではなかったか。
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by wayakutaro
| 2007-06-17 03:09
2007年 06月 02日
午後から図書館にこもり、今日もまた無駄にコピー。ざっと読んで本当に必要ならそれからコピーとったらいいのだし、一部必要ならそこだけメモっておけばいいのだ。コピーのし過ぎで疲れて寝てたら、頭をのせてにぎったままの左手の中指が痛くなった。手は開いて眠ろう。目が覚めてからぼーっと資料を眺めて、小さな発見があった。といってもたいしたものではなくて、そっちに眼を向ければいつでも書いてあったのに、ただよそ見して見逃してた。
よけいな紙束で重たくなったカバンをぶらさげて、帰りに寄った駅前のブックオフに藤田節子さんの『新訂 図書館活用術』(日外アソシエーツ)を見つけた。ちくま新書の『自分でできる情報探索』を読んで以来のファンで、この本をずっと探していたが、どこにも見当たらなかった。ぼけーっとしてたらみつかる。吉田秀和さんの本も数冊あった。『主題と変奏』(中公文庫)を久しぶりに手に取り、最初の数ページをぱらぱらめくっていて、このごろ書誌学に関心がわいてきたのはこの本の影響かもしれないと思った。ここにその一節を書いておきたいけど、本がどこかへ行ってしまったらしい。 #
by wayakutaro
| 2007-06-02 02:14
2007年 05月 26日
ふってわいたはしか休みを何をするでもなく過ごす。だいいち図書館が閉まっているから、調べ物もできないしあちこちから取り寄せた文献も見ることができない。けれども家に山ほど本が積んであるのだからそこから崩していったらいいのだ。1週間ではとても読み切れないだろう。
バイトに行く途中、公園の横を通ったら、芝生がいかにも青々としていて、このままここに自転車乗り捨ててなにもかもすっぽらかして寝転がってやろうとあやうく思いかけた。 私は夕方、青田の中の径を横切って、八幡川の堤の方へ降りて行った。浅い流れの小川であったが、水は澄んでいて、岩の上には黒とんぼが翅を休めていた。私はシャツの儘水に浸ると、大きな息をついた。頭をめぐらせば、低い山脈が静かに黄昏の色を吸収しているし、遠くの山の頂は日の光に射られてキラキラと輝いている。これはまるで嘘のような景色であった。もう空襲のおそれもなかったし、今こそ大空は深い静謐を湛えているのだ。ふと、私はあの原子爆弾の一撃からこの地上に新しく墜落して来た人間のような気持がするのであった。(原民喜「廃墟から」) #
by wayakutaro
| 2007-05-26 23:47
2007年 05月 19日
英語の聖書のよくわからないところを角川文庫の訳本で調べていたら、前の持ち主の書き込みがしてあって、それがギリシア語で書かれていた。今年はもうちょっとまじめに論文書くつもりで語学の授業にもぐるのは自粛していたのだが、こうしてギリシア語熱が再燃してしまうのであった。数ヶ月語学さぼってたぶん論文はすすんだし、ギリシア語やろう。
今回で最後だときいたビックボックスの古書感謝市で、研究社の「英語語原小辞典」を発見。この古書市では以前にも『独習者のための楽しく学ぶラテン語』(定価4800円!)を数百円で手に入れたり、斉藤秀三郎の「熟語本意英和中辞典」が投げ売りだったり、通りの店舗ではなかなか目にしないような本が見つかることが多く、学校を早く出たときにはいつも立ち寄って、気がつくと9時近くまでうろちょろしていた。薄暗いところで強い白い明かりが文庫本の背にあたってきらきらしていたり、レジに包装用の紙がたくさん敷いてあったり、そういうふうなことを覚えている。 #
by wayakutaro
| 2007-05-19 03:15
2007年 05月 06日
論文のネタ探しに学会発表の準備、煮詰まって眠くなり、寝てた連休。今朝は何年も思い出したことのない中学生時代の友人が夢の中に出てきて、愉快に目が覚めた。そのおかげなのか、もうすぐ投稿の要旨を提出しないといけない論文に、ようやく光が見えてきた。外は雨だし夜なのに。
連休中は混むに決まっているから近寄らないでいた公園を一昨日の午後遅くに通り抜けると、木の葉の色や影の色が濃くなって、涼しい風が吹いていた。もうすぐ公園のベストシーズンがやってくる。 #
by wayakutaro
| 2007-05-06 22:11
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