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2006年 12月 24日
バイトの前に学校に寄ったら今日は図書館は休み。それどころか構内にも入れない。しかたがないから駅までとぼとぼ戻り途中の文房具屋でドイツのDURABLEという会社が出しているウィングファイルというのを買った。いい買い物をした。
察しはつくだろうが私にはまるで金がなかった。とは言えそんなものを見て少しでも心の動きかけた時の私自身を慰めるためには贅沢ということが必要であった。二銭や三銭のもの——と言って贅沢なもの。美しいもの——と言って無気力な私の触角にむしろ媚びて来るもの。——そう言ったものが自然私を慰めるのだ。(梶井基次郎「檸檬」より) #
by wayakutaro
| 2006-12-24 01:17
2006年 12月 23日
バイトの前に文房具屋に寄ってクリップファイルというのを見つけた。これは紙に穴を開けずにはさんでとじるファイルで、30枚くらいの紙を入れることができる。DURACLIPという名前のファイルは、DURABLEというドイツの会社の製品。日本のキングジムという会社もプレッサファイルというのを作っていて、これは紙を挟むときのかちっとした感じが楽しい。全然知らなかったが他にもいろいろあるみたいだった。A4の紙を保存するのにいままでは100円ショップのクリアファイルを使っていて、ところがつい最近、10枚100円だったのがいきなり5枚100円に値上がりし、いきどおっていた。これからは論文のアウトラインとか落書きめいた構想などはクリップファイルにはさんでみようと思う。
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by wayakutaro
| 2006-12-23 02:19
2006年 12月 15日
日本語禁断症状が現れて、あわてて芥川を読んだ。「西郷隆盛」という短編。この作品を選んだことには特に意味はなく、たまたま手にした古い岩波の新書判の全集が2巻で、そこに収録されていたから。以前芥川を読んで衝撃を受けたのは、後期の志賀直哉風の作品、とりわけ「蜃気楼」で、冒頭の部分を暗誦してみたりノートに書き写してみたりもしたことがあったが、それに較べると初期の作品群はおしなべておはなし風に思え、あまり好きになれなかった。とはいっても「偸盗」を読んで泣きそうになったりはした。ひさしぶりに芥川を読んで驚いたのは、どこを切っても芥川だということだ。なんでもない1行にも芥川印が押してある。
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by wayakutaro
| 2006-12-15 01:07
2006年 12月 08日
学内にいくつかある図書室のうち、その建物だけは窓を自由に開くことができるから、夏も秋もいつもその図書室に行き、窓を開けて、本を読んだり何か書いたりすることにしていた。水曜日の午後、いつものようにその図書室に行き、昼ご飯食べたばかりで眠くてしかたがなかったので、少しだけ窓を開けたまましばらく寝てたら寒くて目が覚めた。このごろは暖房が効きすぎて暑いくらいなのにその日に限って凍てつく寒さ。おかげですっかり風邪をひき、昨日一日寝込んでいたが、どうやらなおったらしい。風邪ではなくて、ただ寒いところで薄着で寝てて冷えたということだったようだ。よかったのかな。
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by wayakutaro
| 2006-12-08 23:35
2006年 11月 29日
車のまったく通らない車道が目の前にありその向こうにはただ空き地を柵で囲っただけの公園がある。どこかのお父さんが、赤っぽい服を着た小さい娘とボールで遊んでいた。夕方の空は青く透き通り9月を思わせた。8月の朝かもしれない。でも星があそこに見えるからやはり夕方だろうと思う。まわりは一面に雑草が生えて、それが夕暮れの風になびいていた。この草むらには机といすが置いてあり、そこに夢の中の自分はすわっている。こんないい夕暮れにはたくさん勉強ができるからその前にアイスを買ってこよう、と考えてコンビニに向かうが、どこにもアイスが売ってない。2軒め、3軒め、と店の中のそれらしきところを見てまわるがみつかるのは魚や漬け物ばかり。そういえばこのコンビニは昔のスーパーのようだ。おかしいなあ、と思っていたら目が覚めた。
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by wayakutaro
| 2006-11-29 01:53
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