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2004年 11月 25日
グリルパルツァー『ウィーンの辻音楽師』(岩波文庫)を読んでみた。訳者の解説によると、著者グリルパルツァーは、オーストリア最大の劇作家で、生涯に2作だけ短編小説を書いた。それがこの「ウィーンの辻音楽師」、と、いっしょに収録されている「ゼンドミール僧院」。
「ウィーンの辻音楽師」は、7月のウィーンの祭りの日に語り手が出会った辻バイオリン弾きの、過去の恋愛の回想の話。ほぼ型どおりの失恋もの。さっぱりしていて、物足りないといえば物足りないし、しつこくなくていいといえばいいのかもしれない。 2~3箇所、気に入った言い回しがあった気がするが、この作品はあくまで恋愛もので、音楽は背景というのか、雰囲気作りのひとつ程度の扱いだと思う。ちょっと物足りなかった。 近ごろの駅前で見かける辻音楽師といえば、ほとんどロッカーまたはフォークシンガー?の日本だけど、ウィーンの街角にはまだバイオリン弾きがたくさんいるのだろうか。 学校の帰りに、ベートーヴェンの「交響曲1番・3番」(フルトヴェングラー/ウィーンフィル)を買った。1000円(税込まない)だった。それぞれ1956年、53年の演奏なのだが、音がきれいで驚いた。 それから本屋でトーマス・マンの『講演集 リヒァルト・ワーグナーの苦悩と偉大』(岩波文庫)を買った。
by wayakutaro
| 2004-11-25 22:45
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