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2005年 07月 07日
60題もためこんだラテン語の宿題がさっきようやく終わった。もうこりごりだ。でも、あと少しで試験期間だから、前期中の授業は、したがって宿題も、残りわずか。そう考えると、さっきまでめんどうでしかたがなかったのに、なんとなく寂しいのであった。
ラテン語の文法書の問題や例文には、ラテン世界の有名人の一節がそのまま使われることがよくある。学習意欲を高めるための配慮なのだとわかっていながら、単純な人間はそれにまんまとのせられて、ああはやくキケロが読みたい、オウィディウスが読みたい、などとこのごろ思わないでもないのだけれど、やはり夏休み中は基礎的なことをやり直そうと思いなおし、「基礎に飽きる」を当面の目標に掲げることに決めた。 宿題を終わらせて本屋に行って、第三書館の『ザ・清輝』を見つけた。この人の著作集を古本でぼちぼち集めていたのだけど、なかなか安く見つからないし、だいいちめんどうなので、ついこのシリーズで買ってしまった。「ザなんとか」というこのシリーズは、わら半紙みたいな紙に、フォントもごたごたしていて、そのうえところどころ印刷がかすれていたりして、でも花田本はおもしろいので許せてしまうのであった。
by wayakutaro
| 2005-07-07 00:08
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